夏の日が近付いてきている。
 冷たいものを飲んで,製氷器では沢山の氷を作っている。
 それでもまだ夏ではない。暑さで奔放が陽炎のように揺れる夏ではないのだまだ。


 毎日毎夜の夢はとても鮮やかで。不憫さや愁然さなどは欠片も無い。
 空を飛んだり超能力を使ったりしない代わりに現実と寸分違わぬレアリテが用意されている。
 夢の中では空もビルもネオンも見上げないし,誰かと居る事だって厭わない。いや,いつも誰かの横に居て,絶えず笑ったり怒ったり喜んだりしている。そして,泣く。
 こんなに大きく口を開けて笑っていてははしたない,とか,わんわん声を張り上げて泣いていては子供みたいだ,とかを考えるとそれはみるみるうちに遠のいていってしまう。
 そして口の端にある笑みの残りや,さっきまで感じていた頬の冷たさに戸惑いを感じる。覚めてしまってはその感覚だけが現実を知らせるものなのだ。


 夏も空も青々とした葉っぱさえも嫌いだった。
 冬と夜と無機質と人工物が好きだった。もっと云えば数字や化学式や赤と黄と黒のコードやテクスチャや表情の無いトランプの絵柄に惹かれた。


 反し,人らしさを求め,今夏はどこへ行こう。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 新しいものに弱いのでFLO:Qをサイドバーにくっつけてみた。

 amazonやはてな,楽天,livedoor,FlipClip,PLAYLOG(Otolog),Flickr,Podcastなどのサービスの寄せ集め,と云えば言い過ぎか。
 つまりそんなに使えない。

 ただ,面白いなと思ったのはメッセージ機能で,アイコン画像の下にある My FL:Q をクリックすると“MESSAGE”のところで絵が描けて一言や一文を登録出来る。
 ログにも書いたが連結しない一人Twitterみたいなもの。
 落書きの工程がアニメーションで表示されるのは少し恥ずかしい。
 てっきり完成形だけの表示だと思っていた。

 アンドゥもマーキングもレイヤー機能もないので一発録りならぬ一発描き。
 まさしく落書き。

 更新されないBlogからでも生存確認ぐらいは出来る,はず。
 まだ生きているよ。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――