これはてんでどうにもならないな,と,惚ける事が多くなった気もする。
それは勿論,絶えずの人にも及んで云える事だし,自らの肉体にも云える事で,異なった次元を同一にさせては惑い憂う。
彼の人はそういう人であった。これはてんでどうにも敵わない,と,彼の機軸跡を遠き芝生から眺めては感じた入ったものだった。それは経歴や感性云々といった―――ある一部の人は好みそうな,またある一部の人は激しく嫌悪する,明確であやふやで魂の抜け殻の証の様な―――ものでは淵を辿れぬもので,在りし事それ自体が目映い程の記しを散りばめさせていたのだった。だからこそ祝着に存じたプロローグであって欲しいとも強く願っている。アイスクリームはとけない。一つの手掛かりである。
それは勿論,絶えずの人にも及んで云える事だし,自らの肉体にも云える事で,異なった次元を同一にさせては惑い憂う。
彼の人はそういう人であった。これはてんでどうにも敵わない,と,彼の機軸跡を遠き芝生から眺めては感じた入ったものだった。それは経歴や感性云々といった―――ある一部の人は好みそうな,またある一部の人は激しく嫌悪する,明確であやふやで魂の抜け殻の証の様な―――ものでは淵を辿れぬもので,在りし事それ自体が目映い程の記しを散りばめさせていたのだった。だからこそ祝着に存じたプロローグであって欲しいとも強く願っている。アイスクリームはとけない。一つの手掛かりである。